〔01〕(2020.12.19) ~続・自然淘汰と人工淘汰~

先日、Yahoo! JAPANのニュースに、「地球上の人工物量、生物量を上回る 研究」というタイトルの、興味深い記事が掲載されていた。「2020年、歴史上初めて、地球上の人工物量が生物量を上回る「クロスオーバーポイント」に達し」「道路や建築物などの人工物の重量はほぼ20年ごとに倍増しており、現在、1.1兆トンに達し、一方、人類の天然資源消費量は増え続け、樹木や植物、動物などの生物量は農業革命以来半減し、現在では1兆トンとなっている。」とのことである。また、「推計によると、人工物の生産量は現在では年間約300億トンに上り、現在の伸び率が続けば、2040年までに人工物量は3兆トンに達する。」と予測している。

Wikipediaの「ホモ・サピエンス」の解説によると、「非現生人類のホモ・サピエンスは20万年前から10万年前にかけておもにアフリカで現生人類へ進化したのち、6万年前にアフリカを離れて長い歳月を経て世界各地へ広がり、先住のネアンデルタール人やホモ・エレクトスなどの初期人類集団との交代劇を繰り広げた。」とされ、「直近1万5000年のゲノムを解析した結果、ヒト個体群の自然淘汰が現在も作用を続けていることが判明している。」と記している。我々、人類の集合意識、個人意識も、20万年前から現在に至るまで、相応に変化したことは、間違いないが、上述の記事を見ると、その変化は、自然淘汰によってのみ齎されたとばかり言えず、人工淘汰によっても行われたと考えた方がよいであろう。また、「変化」は、進化とは限らず、退化の側面があることも考慮すべきである。猶、Wikipediaによると、現在、ホモ・サピエンスの保全状況評価は、国際自然保護連合が作成する絶滅危惧種のレッドリストで、「軽度懸念」、Least低危険種、LC(LEAST CONCERN)、ということになっているが、地球温暖化やコロナ禍の現状を見ると、むしろ、絶滅危惧種に分類されて然るべきであり、すでに絶滅した生物種と異なり、自身が生み出した原因で滅んだ、初めての生物種となるかも知れない。

〔02〕(2020.12.23) ~成功の罠、現在の未来状況~

芸術表現を生活の糧とすることには、リスクが伴うことを知らねばならない。時々の世論(集合意識)に受け入れられようとし、過去から現在に至る、集合意識の変遷を見逃し、結果、普遍的価値の発見に、支障を来たすことになる。時の流れに打ち勝つ作品を生み出すことも困難となろう。その時々の成功体験も芸術家にとっては、躓きの石となることを自覚すべきである。
人類の終末が迫っていると知らされても、他人事のように受け止める者が多いのは、自身の生きている間は、大丈夫だと、高を括っているからである。現在が、現在‐過去、現在‐現在、現在‐未来、から成り立っていることから、現在‐未来が損なわれることは、現在、そこに生きている人生が損なわれていることに、気付いていないようである。また、自己中心化による、意識狭窄に対しても、留意せねばならない。

〔03〕(2021.01.12) ~日本の将来への緊急提言~

現在、日本は、世界一の長寿国であり、少子高齢化社会となっており、老害が蔓延している。この状況を打破するためには思い切った対策を講じる必要がある。私案として、以下の対策を提言したい。

就学前の平均的・養育費は国が負担する。義務教育を終えた16歳以上に選挙権を、20歳以上に被選挙権を与える。成人の85歳以上から、選挙権と被選挙権を失権させる。なお、義務教育期間中は、すべての就学費はもちろん、美術館、博物館、等の公共文化施設の入場料は、無料とする。また、全ての、高校、専門学校、大学に、奨学金制度を適用する。

〔04〕(2021.01.16) ~脳波~

心電図が採れるのは、心臓が電磁波を発生しているからである、といわれる。咽喉は音波を出し、脳は脳波を生み出す。脳波の実態は何か。最近の研究では、意識はベータ波に、集合無意識はシータ波に関係があるようである。ベータ波やシータ波は、意識波といっても良いかも知れない。

〔05〕(2021.01.17) ~人類の危機に当たって~

人類は、誕生以来、最大の危機を迎えつつある。地球温暖化とコロナ禍は、その象徴である。この危機を乗り越える為には、人類の知恵を結集し、人類の集合意識を根本的に改めねばならないが、その兆候は、大きなうねりとなるには程遠い。まだ、危機感が希薄なようで、残された、猶予もなくなっている。現実を直視し、真実を伝え、意識改革を齎す者達の出現が切望される。過去、危機の時代は、そのような思想家を出現させて来たのだが。

〔06〕(2021.01.18) ~人類存亡の危機への対処法~

地球温暖化による生存環境の危機、ウイルスによる生命存続の危機、全人類が、共通の地球規模の危機に直面したのは人類誕生以来、初めての事であり、これによって、人類は終焉を迎えるかもしれない、まさに死活問題である。しかし、いまだに、人類の多くは、この事実を認識していない。過去にも、人類は、民族存亡の危機や文明消滅の危機に見舞われ、得てして、そのような時期に、危機を予感し、警鐘を鳴らす、イエスやブッダなどの、偉大な思想家が出現したが、現在の危機に真の警鐘を鳴らす思想家は未だ現れていない。ただ、人々は、未来に、漠然とした不安を抱いており、不安を直視するのではなく、逃避し、刹那主義に走っているようである。人類の危機と言っても、自身の生存中の事ではないので、自身の死後の未来について、思い煩う事はないと考えているようである。しかし、現在が過去と未来によって、実存している事実から、現在から未来を排除することは、必然的に、現在の実存のありように致命的な影響を与え、現在の生を不健全なものとすることになる。今のところ、差し迫った危機に対する、決定的解決策は見当たらない。そのような状況下で、健全な意識を保つには、どうすればよいのか。過去、哲学思想の最大の課題は、死の超克であった。修験道により活路を見出した、空海や円空は、自然と一体となることで、この問題を克服し、即身成仏に挑んだ。空海は、ナチュラリストであるシュレージンガー同様、宇宙は波動の集合体であることを直感していたようである。個人意識、集合意識を問わず、意識の実態が脳波であり、意識波のようなものであるとすると、物質波、重力波なども感知し、シンクロする存在であり、宇宙の構成要素である、波動の一形態であると言えるかもしれず、死後も何らかの波動の形で宇宙に存在することにより、幾分か、死の憂鬱を和らげ、人々が刹那主義に走るのを抑制することになるのではないであろうか。なぜなら、意識波を宇宙の様々な波動とシンクロすることで、人々は、過去、現在、未来を含む、格段に豊かな現在を生きることができるからである。ゲーデルの格率ではないが、個人の問題は、人類全体の問題に敷衍することで、地球の問題は、宇宙全体に目を向けることで解決する他、方法はないようである。悟りとは、自身の意識を全宇宙とシンクロすることである。まさに、悟りに達した際、明けの明星である金星は、空海の口中に飛び込んで来たのである。

〔07〕(2021.01.19) ~人工物としての電磁波~

5G化に向けて、開発が進められ、いずれ、6Gも実現しそうである。ここで、忘れてならないのは、現在、巷に溢れている、大方の電磁波は、人工物であることである。人工物は、建物や道路にとどまらず、目には見えないが、電磁波もまた人工物である。携帯電話や、TVやパソコン、に馴致された人類の、自然波や意識波に対する、感受性が、損なわれないことを、祈るばかりである。

〔08〕(2021.02.08) ~人類の看取り~

地球が誕生したのは、45億4000万年程前、カンブリア爆発と呼ばれる、生命の多様化が起こったのは、およそ5億4200万年前から5億3000万年前の間、最初の人類と言われる、アウストラロピテクス(猿人)が現れたのは、370万年-100万年前、現在のヒトであるホモ・サピエンスの出現は、約20万-19万年前である。20世紀に入り、科学技術の発達、人口の爆発的増加(1980年頃から30年でおよそ30億人増加。2013年1月時点の米国勢調査局と国連データの推計によると70億8800万人。)世界大戦を経て、この僅か百数十年後の現在、環境破壊、地球温暖化や資源枯渇が懸念されるに至っている。人類は、地質学的時間をかけて形成された地球環境を、一瞬にして破壊してしまったことになる。しかも、現在、大方の人類は、事の重大さ、深刻さに気付いていないようである。人類が結束して、取り組むべき問題から目を逸らし、現実から逃避している。目前に人類絶滅の危機が迫っているのは厳粛な事実であり、いまや、事態を回避するのは不可能に思われる。人類は、滅びに向かっており、漠然とした不安が人々の精神を蝕んでいる。まるで、死期の迫った病人のようなものである。この様な状況のなかで、正気を保ち、健全な人生を送るには、どうしたらよいのか。滅びゆく人類の看取りを健気に努めるには、どうすべきなのか。

〔09〕(2021.03.03) ~反自然的生き物~

反自然的生き物である人類は、早急に自らの過ちと愚を自覚し、痛悔し、自然に対する、感謝と敬意を取り戻し、肥大化した邪悪な欲望から脱却し、謙虚に生きることを学ぶべきである。狂気の歴史を終焉させ、まともな生き方をすべきである。すでに、事態は、絶望的な状況で、もはや、手遅れであるとしても。